○議長(
丸山孝一君) 次に、
経済文教常任委員長の報告を求めます。
-----二ノ宮経済文教常任委員長。 〔
経済文教常任委員長 二ノ宮邦友君登壇〕
◎
経済文教常任委員長(
二ノ宮邦友君) ただいま議題となっております
条例案件につきまして、
経済文教委員会における審査の経過と結果を御報告を申し上げます。 付託されました条例案2件につきましては、去る13日に委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、議案に基づいて詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 最初に、議案第 103号
須坂市立小・中学校設置条例及び須坂市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、 ・条例の施行日を平成9年2月24日とした理由について伺いたい。との質疑があり、
住民基本台帳の切りかえに伴う
固定資産税等の表示の切りかえのための準備期間を置き、告示日の2月24日に合わせ一斉に行うためですとの答弁がありました。 次に、議案第 104号 須坂市
シルキーホール条例の一部を改正する条例については、 ・
ピアノ使用料を1回 2,000円と決めた根拠について伺いたい。との質疑があり、公民館と同様としたものですとの答弁がありました。 このほかの主なる質疑は、 ・ピアノの今後の
利用見込みについて伺いたい。 ・
中古ピアノということであるが、どのくらいもつものか。でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、本2件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、
経済文教委員会における
審査報告を終わります。
○議長(
丸山孝一君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第 103号から議案第 106号まで及び議案第 116号を一括採決いたします。 本5件に対する委員長の報告は
原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第 103号、第 104号、第 105号、第 106号及び議案第 116号の5件は原案のとおり可決されました。
----------------------------
△日程第14 議案第107号~
△日程第29 議案第123号
○議長(
丸山孝一君) 日程第14 議案第 107号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第5号から、日程第29 議案第 123号 平成8年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第2号までの16件を
一括議題といたします。 本16件について、各委員長の報告を求めます。 最初に、
社会常任委員長の報告を求めます。
-----中村社会常任委員長。 〔
社会常任委員長 中村 猛君登壇〕
◎
社会常任委員長(中村猛君) ただいま議題となりました
補正予算案件のうち、
社会委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました
補正予算案5件につきましては、去る12日に委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、
事項別明細書に基づき、内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第 107号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第5号のうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・
保健センター管理費において、救助袋の取りかえのため48万円が計上されているが、当初予算への計上ではなく、今回の補正とした理由は何か。との質疑があり、10月に実施をした
消防設備点検において、救助袋が古くなってきているので、取りかえをした方がよいとの指摘を受けたため、今回、補正をお願いしたものですとの答弁がありました。 また、 ・
手話通訳者派遣謝礼として7万 5,000円の
増額補正がされているが、現在、
手話通訳者は何人ぐらい確保できるのか。との質疑があり、
手話通訳者は市内全体で20人ぐらいおり、常時11人の方が制度の利用をされておりますとの答弁がありました。 また、 ・
特別養護老人ホーム入所措置費について、大幅な
増額補正がされているが、
入所措置人員がふえたため、補正をしたいという理由でよいのか。との質疑があり、
入所措置人員がふえたという理由とともに、措置費の単価についてもそれぞれアップしたため
増額補正をしたものですとの答弁がありました。 なお、このほかに、 ・
訪問看護基本療養費徴収金並びに
訪問看護管理療養費徴収金の詳細な内容について伺いたい。 ・
精神障害者授産施設管理委託料を
増額補正しているが、その理由について伺いたい。 ・
リフトバスの
利用状況について伺いたい。 ・
身体障害者住宅整備事業補助金を90万円
増額補正しているが、その詳細な内容について伺いたい。 ・
老人福祉センター運営費補助金として81万 1,000円を増額しているが、その詳細な内容について伺いたい。 ・ショートステイ、ミドルステイの利用を希望する者で、現在、待機をしている者はいるのか。 ・埋立地を管理型の処分場として整備する間の焼却灰の
処分委託料として 700万円が計上されているが、委託する焼却灰の量については、どのくらいを見込んでいるのか伺いたい。 ・
健康づくり推進費において、自動車借上料を減額した理由について伺いたい。等の質疑、意見があり、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第 108号 平成8年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第3号、議案第 112号 平成8年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第3号、議案第 117号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第6号のうち、
所管事項について、及び議案第 118号 平成8年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第4号について申し上げます。 本4件につきましては、慎重なる審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、
社会委員会における
審査報告を終わります。
○議長(
丸山孝一君) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----佐々木建設水道常任委員長。 〔
建設水道常任委員長 佐々木啓佐義君登壇〕
◎
建設水道常任委員長(
佐々木啓佐義君) ただいま議題となっております
補正予算案件のうち、
建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました
補正予算案10件につきましては、去る12日に委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、
事項別明細書に基づいて詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 審査に当たり、
委員等各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 最初に、議案第 107号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第5号のうち、
所管事項については、 ・
まちづくり協定地区補助金の内容について伺いたい。との質疑があり、国の補助金については今までは
まちづくり要綱ができていれば
補助対象となっていたが、地区の人たちの意思表示がなければだめとなり、街道筋の区ごとに14地区について
歴史的建造物を保存し、活用しながら住みやすい環境にするための協定を維持し、啓発、研究するための協議会に補助するものですとの答弁がありました。 また、 ・
市道防災点検委託料について、どのような点検をするのか伺いたい。との質疑には、11カ所問題があり、主に
土石流危険箇所で、あとは石積み落石危険1カ所であるが、専門の技術者に判定してもらい、災害のおそれがあれば対策を考えていくものですとの答弁がありました。 このほかの主なる質疑は、 ・
中央地区駐車場整備の
測量設計委託料の中身について伺いたい。 ・
都市景観費の
公園整備の場所について伺いたい。 ・
東谷南原団地線の
側溝新設工事における具体的な内容について伺いたい。 ・
市営住宅の
下水道工事 530万円の減額は、特別な理由があったのか。 ・
インター周辺の
廃道水路敷の売り払いの詳細について伺いたい。 ・
郷原土地区画整理事業における 5,000万円の減額について、事業の進行状況がよくない理由について伺いたい。でありました。 次に、議案第 114号 平成8年度須坂市
農業集落排水事業特別会計補正予算第2号については、 ・使用料の減額において、つなぎ込みをする戸数はどのくらいか。との質疑があり、当初 281戸と見込んだが、 189戸の見込みとなったものですとの答弁がありました。 このほかの主なる質疑は、 ・高甫地区建設費補助金 1,210万円減額の理由について伺いたい。でありました。 以上の質疑に対してそれぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、本2件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第 113号 平成8年度須坂市
下水道事業特別会計補正予算第2号、議案第 115号 平成8年度須坂市
水道事業会計補正予算第2号、議案第 117号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第6号のうち、
所管事項について、議案第 119号 平成8年度須坂市峰の原
水道事業特別会計補正予算第2号、議案第 120号 平成8年度須坂市
下水道事業特別会計補正予算第3号、議案第 121号 平成8年度須坂市
農業集落排水事業特別会計補正予算第3号、議案第 122号 平成8年度須坂市
水道事業会計補正予算第3号及び議案第 123号 平成8年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第2号について申し上げます。 本8件につきましては、慎重なる審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、
建設水道委員会における
審査報告を終わります。
○議長(
丸山孝一君) 次に、
総務常任委員長の報告を求めます。
-----市川総務常任委員長。 〔
総務常任委員長 市川喜太郎君登壇〕
◎
総務常任委員長(
市川喜太郎君) ただいま議題となっております
補正予算案のうち、
総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました
補正予算案4件につきましては、去る13日に委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、
事項別明細書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第 107号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第5号のうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員等各位から出されました質疑、意見及び理事者からの答弁の主なるものを申し上げます。 ・健康福祉ランド整備事業の中にマレットゴルフ場の建設を予定されているが、事業内容等を伺いたい。との質疑に対し、理事者から事業地内に面積は約 9,000平方メートルから1万平方メートル、18ホール、パー72のコース設定をし、家族で楽しんでもらえるようなものを、管理、運営については第三セクターに委託する予定であります。使用料は有料を考えているが、現在のところ未定ですとの答弁でありました。 また、 ・コピー機、リソグラフで再生紙を使用しているが、使用量等を伺いたい。との質疑に対し、理事者から庁内で使用している印刷用紙は年間で 510万枚程度であり、安く購入することから、庶務課で一括し単価契約しておりますとの答弁でありました。 このほかの質疑、意見は、 ・退職予定者17人の職種別人数を伺いたい。 ・当初予定していた消防団員公務災害防止対策推進事業助成金が見込めなくなったことの理由は何か伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第 110号 平成8年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第2号、議案第111号 平成8年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計補正予算第3号及び議案第117号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第6号のうち、
所管事項については、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、
総務委員会における
審査報告を終わります。
○議長(
丸山孝一君) 次に、
経済文教常任委員長の報告を求めます。
-----二ノ宮経済文教常任委員長。 〔
経済文教常任委員長 二ノ宮邦友君登壇〕
◎
経済文教常任委員長(
二ノ宮邦友君) ただいま議題となっております
補正予算案件のうち、
経済文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました
補正予算案3件につきましては、去る13日に委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、
事項別明細書に基づいて詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第 107号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第5号のうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員等各位から出されました質疑、意見及び理事者からの答弁の主なるものは、 ・日滝原土地改良区畑地総合整備事業における補助割合について伺いたい。との質疑があり、電磁弁の取りかえ事業で事業費4億 2,000万円のうち、国・県75%で、補助残1億 500万円の2割、 2,100万円を3市町村で補助するものですとの答弁がありました。 また、 ・コミュニティセンター合築の総事業費はどのくらいか。また、平成9年10月オープンできるのか。との質疑には、
建築主体、電気・機械等の
附帯工事、外構工事、太陽光発電工事、上水道分担金、備品購入及び設計監理委託料等を含め、約8億円の予定です。また、オープン時期については、8カ月の工期が必要であるので、年明け入札して早めに着工し、10月竣工するよう努力するとの答弁がありました。 また、 ・八丁鎧塚古墳への大型バスを入れるための用地購入費等の補正は唐突と考えるが、どのような検討がなされてきたのか。との質疑には、整備事業は平成6年度で終了したが、その範囲確認調査を実施した結果、全国的にも注目され、訪れる人が多くなり、報告書の発行により今後さらにその数が増す見込みとなった。取りつけ道路について管理をしている地元保存会の要望があり、地権者の協力が得られる見通しとなったので、今年度内で事前業務を行うものですとの答弁がありました。 このほかの主なる質疑、意見は、 ・日野地域におけるモモ改埴事業補助金において組合をつくっているのか。具体的な場所について伺いたい。 ・千曲川下流流域活性化センターの
利用状況について伺いたい。 ・商工業振興費、金融保証料及び利子補給金の詳細について伺いたい。 ・公園の児童遊具の
利用状況について伺いたい。 ・小学校学校管理費、工事請負費の詳細について伺いたい。 ・小・中学校教育奨励費組み替えの理由について伺いたい。 ・峰の原保養センター給食調理業務委託料減額の理由について伺いたい。 ・O-157における今後の対策について伺いたい。 ・コミュニティセンター合築において、吹き抜けは寒いと思うが、暖房方法について伺いたい。 ・八丁鎧塚古墳へ訪れる人が多いということであるが、どのくらいか。 ・八丁鎧塚古墳の駐車場が狭いし、看板も必要だ。また、出土品は博物館にある。このことについて検討されたい。 ・八丁鎧塚古墳整備について、マスタープランを策定し、整備するべきと考える。 ・光ケ丘ニュータウンの分館組織はできたのか。また、交付金について伺いたい。 ・美術品版画購入費 300万円において、版画の
選定経過について伺いたい。 ・コミュニティセンター合築において、老人福祉センターとコミュニティセンターの比率を8対2とした理由について伺いたい。 ・サマーランド入場者減に伴う負担金増額の理由について伺いたい。 ・勤労青少年体育センター、修繕料の詳細について伺いたい。でありました。 次に、議案第 109号 平成8年度須坂市
奨学金特別会計補正予算第2号については、 ・くるま先生を囲む会の寄附は初めてか伺いたい。でありました。 以上の質疑に対して、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、本2件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第 117号 平成8年度須坂市
一般会計補正予算第6号のうち、
所管事項について申し上げます。 本件につきましては、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、
経済文教委員会における
審査報告を終わります。
○議長(
丸山孝一君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第 107号から議案第 115号まで及び議案第 117号から議案第 123号までの16件を一括採決いたします。 本16件に対する委員長の報告は
原案可決であります。 本16件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第 107号、第 108号、第 109号、第 110号、第 111号、第 112号、第 113号、第 114号、第 115号、第 117号、第 118号、第 119号、第 120号、第 121号、第 122号及び議案第 123号の16件は原案のとおり可決されました。
----------------------------
△日程第30 請願第2号
○議長(
丸山孝一君) 日程第30 請願第2号 憲法50周年決議に関する請願を議題といたします。 本件について、
総務常任委員長の報告を求めます。
-----市川総務常任委員長。 〔
総務常任委員長 市川喜太郎君登壇〕
◎
総務常任委員長(
市川喜太郎君) ただいま議題となりました請願第2号 憲法50周年決議に関する請願について、
総務委員会における審査の結果を御報告申し上げます。 本請願につきましては、去る13日に委員会を開き、紹介議員の説明を求め、慎重なる審査を行った結果、願意妥当と認め、採択すべきものと決しました。 以上で、
総務委員会における
審査報告を終わります。
○議長(
丸山孝一君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 本件については討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 御異議なしと認めます。よって討論を省略し、直ちに採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 御異議なしと認めます。よって、請願第2号は委員長の報告のとおり決しました。
----------------------------
△日程第31 決議第2号
○議長(
丸山孝一君) 日程第31 決議第2号 憲法50周年決議を議題といたします。
---------------------------- 決議第2号 憲法50周年決議 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会
会議規則第14条の規定により提出する。 平成8年12月17日提出 提出者 須坂市議会議員
市川喜太郎 駒津行雄 橋本逹男 中沢忠治
山崎和雄 山岸 武 永井一雄 憲法50周年決議 日本国憲法は、先の戦争の真摯な反省から生まれました。以来50年、私たちは主権在民、戦争放棄・恒久平和、基本的人権の確立、国際協調を宣言した日本国憲法のもとで、戦争の廃虚から繁栄を享受するに至りました。 今日、平和にして生きる権利、健康で文化的な生活を営む権利、幸福を追求する権利は、国と体制の違いをこえて「共生」という言葉でつながり、そして地球市民として連帯の輪を広げていく時代を迎えたのであります。対立から協調、共存へ、平和と環境、人権と共生のグローバルな羅針盤としての日本国憲法の意義は、今まさに光り輝いています。 よって、須坂市議会は、日本国憲法公布50周年に当たり、憲法の意義を再認識するとともに、来る21世紀に向かって憲法の理念を尊重、堅持し、さらに生かしていくことをここに決議します。
----------------------------
○議長(
丸山孝一君) 本件について、提案理由の説明を求めます。-----
市川喜太郎君。 〔24番
市川喜太郎君登壇〕
◎24番(
市川喜太郎君) ただいま議題となりました決議第2号 憲法50周年決議につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 説明はお手元へ配付申し上げております案文の朗読をもってかえさせていただきます。 〔朗読省略〕 以上でありますので、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
丸山孝一君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件については
会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本件は討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山孝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 決議第2号 憲法50周年決議は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
丸山孝一君) 起立全員であります。よって、決議第2号は原案のとおり可決されました。
----------------------------
△日程第32
特別委員会の
中間報告について
○議長(
丸山孝一君) 日程第32
特別委員会の
中間報告について、
会議規則第45条第2項の規定により、4
特別委員会から
中間報告を行いたいとの申し出がありましたので、この際これを許します。 最初に、市街地総合整備対策特別委員長の報告を許します。-----小松市街地総合整備対策特別委員長。 〔市街地総合整備対策特別委員長 小松善正君登壇〕
◎市街地総合整備対策特別委員長(小松善正君) ただいま議題となりました市街地総合整備対策
特別委員会における昨年12月定例会の
中間報告以来、本日までの経過について御報告申し上げます。 当委員会は、市街地の総合整備の促進等に関しまして、上部地区住環境整備事業と(仮称)中央地区マンション建設計画を中心課題とし、委員会を開催し、協議するとともに、先進地視察を行ってまいりました。 まず、本年3月19日の委員会におきましては、上部地区住環境整備事業について、並びに駅南口の開発について、それぞれ協議をいたしたところでございます。 最初に、上部地区住環境整備事業についてでありますが、理事者より基礎調査の報告、事業計画の内容、今後の予定等について説明があり、これに対して委員より、 ・コミュニティ住宅建設予定地の面積、また道路部分及び公園部分の面積はそれぞれどのぐらいになるのか。 ・借地、借家権者に関して、家賃についての問題が出てくると思うが、どのように考えているのか。等の質疑があり、また、 ・住環境整備をすることはよいことであるが、買収の仕方が問題ではないかと思うので、他の区画整理事業との関係等についても十分に検討しながら事業を進めていただきたい。との要望も出されところであります。 なお、駅南口の開発につきましては、理事者より須坂駅周辺整備計画に関して、現況保全型、理想型など3つの計画案について説明を受けました。 次に、6月17日の委員会におきましては、(仮称)中央地区マンション建設計画について協議をいたしたところでありますが、理事者より工事概要、補助金関係、近隣住民への対応等について説明がされるとともに、今後とも住民の一層のコンセンサスを得ていきたいが、事務手続が整い次第、事業着手していきたいとの話がございました。 これに対して、委員より、 ・今後一層のコンセンサスを得るようにするということだが、一番問題となっていることは何か。また、それについて、市としてはどのように考えているのか。との質疑があり、理事者より、主には階層や日照、風害、電波障害等についての要望が出されており、引き続き可能な限り、御理解願えるよう努力していきたいとの答弁がございました。 ・分譲についてはだれが責任を持つのか。との質疑に対しては、基本的には住宅供給公社が責任をもって行うということですが、どうしてもという場合には住宅供給公社、商工会議所、須坂市の三者で対応し、努力していくということになりますとの答弁がございました。 また、委員より、 ・今回の事業を模範として行うのであれば、市が泣く部分も必要であり、住民と十分にコンセンサスをとるべきと思うので、しっかりと検討していただきたい。との要望が出されたところであります。 また、11月12日、13日には、密集住宅市街地整備促進事業を施行している千葉県浦安市へ、また歴史的景観条例が制定され、関東初の伝建地区にも指定された古い町並みを保存しつつ、歴史的景観を育て、また活用することで町の魅力を高めようとしている千葉県佐原市への先進地視察をしてまいったところでございます。 さらに、11月29日の委員会におきましては、まず(仮称)中央地区マンション建設計画について、理事者より隣接者と引き続き粘り強く交渉を重ねた結果、10月中旬に建設地との境界の確認をしてもらい、日陰等の問題については今後具体的な話し合いをし、検討していくことで了解を得ることができました。そこで、11月1日に起工式を終え、現在建築工事を進めているところであり、今後は12月に本体工事に着手し、竣工は平成9年10月末とし、購入者の公募については来年6月を予定しているとの説明がございました。 次に、上部地区住環境整備事業については、理事者より平成8年度については国庫補助の見通しが大変厳しい状況であるが、地元説明会を開催し、道路やコミュニティ住宅等の配置計画を提示し、地区内の現況測量を8年度中に完了させる予定であるとの説明があり、これに対して委員より、 ・国庫補助の見通しが大変厳しい状況であるとのことだが、今後についてはどのように考えているのか。との質疑があり、理事者より12月末には再内示の見通しがつく予定であるが、阪神・淡路大震災による影響のため、国庫補助については大変厳しい状況であります。しかし長年の事業でもありますので、たとえ内示がなくとも、市費で測量だけでも行っていきたいと考えていますとの答弁がございました。 また、町並み環境整備事業についても協議いたしましたが、理事者より歴史的景観保存対策事業について、町並みの協定をしなければ補助事業が難しい状況になっているので、住民協定を締結した地区から優先的に整備を進めていくために、48ヘクタールの促進区域のうち、14地区に
まちづくり協定を依頼し、8年度中に10地区について
まちづくり協定の締結に向けて準備を進めているとの説明がございました。 最後に、須坂市の活性化には市街地の整備は必要不可欠なことでありますので、それぞれの事業の推進にいろいろな問題も数々あるわけでありますけれども、中心市街地の活性化につながるよう、対象地区住民を初め、関係各位の御理解、そして理事者の一層の御努力をお願いして、市街地総合整備対策
特別委員会の報告といたします。
○議長(
丸山孝一君) 次に、
インター周辺・南部総合開発特別委員長の報告を許します。-----田中
インター周辺・南部総合開発特別委員長。 〔
インター周辺・南部総合開発特別委員長 田中穂積君登壇〕
◎
インター周辺・南部総合開発特別委員長(田中穂積君) ただいま議題となっております
インター周辺・南部総合開発
特別委員会における昨年12月の
中間報告以降、本日までの経過について御報告申し上げます。 まず、5月7日にはジャパンブックセンター会社設立について及び健康福祉ランド整備事業について協議するため委員会を開きました。理事者から株式会社ジャパンブックセンターの概要と今後の取り組みの状況について、及び健康福祉ランド整備事業における経過概要と施設管理運営検討委員会及び新エネルギー活用検討委員会における提言等について説明があり、委員から、 ・株式会社JBCはどのようなことをやるのか。との質問があり、今のところ、月に1回の役員会、情報収集と対策ですとの答弁がありました。 また、 ・健康福祉ランドに導入する具体的な新エネルギーについて伺いたい。との質疑には、ふれあい健康センターにはヒートポンプシステム、風力発電施設、老人福祉センターには太陽光発電、養護老人ホームには太陽熱利用という提言であり、庁内関係課等により調整を図りながら進めていきたいとの答弁がありました。 次に、6月17日には8月営業開始となったインター隣接のトラックターミナル及び健康福祉ランド整備事業敷地造成工事現場の視察後本年2回目の委員会を開き、
インター周辺、健康福祉ランド整備事業及び都市計画道路高甫線について協議いたしました。 委員から、 ・JBC計画において、コンサルタントへ委託した内容及びその結果のタイムリミットを11月ごろとした理由について伺いたい。との質疑があり、JBCについてどうすれば採算が合う、企業化ができるのかについて、有志の会が委託したもので、期限を11月としたのは須坂市としてできるという前提での結果を出してほしいという期限ですとの答弁がありました。 また、 ・ふれあい健康センター管理運営のための第三セクターの準備期間について伺いたい。との質疑には、平成9年秋オープン予定なので、平成9年度当初からと考えていますとの答弁がありました。 また、委員から、 ・老人福祉センターとコミュニティセンターとの合築が不便とならないようにされたい。との要望が出されました。 このほか、都市計画道路百々川沿い線は高甫線と名称を変え、今年度中に都市計画決定するよう努力したいとの説明がありました。 さらに、11月12日から13日にかけて、
インター周辺の開発状況について調査するため、富山県富山市及び砺波市へ先進地視察を行いました。 富山市は、今日まで14の工業団地を市または組合施行により造成してきましたが、最近では坪約8万 5,000円の分譲でもなかなか進出がなく、企業誘致の難しさを感じたところであります。 また、起業意欲を喚起し、新たに企業を育成するミニ工場を貸与するハイテク・ミニ企業団地や研修センターもあり、企業振興策に力を入れていることが伺えました。 砺波市でも、
インター周辺を積極的に区画整理事業を取り入れ、順調に進んでいるとのことでありましたが、企業誘致については価格が安く、1億円の助成、いろいろの税の優遇策をしてもなかなか難しいということでありました。しかし、砺波市は一つのチューリップにこだわり、チューリップ公園のほか、一年中チューリップが咲いているチューリップ四季彩館を建設し、全国8市町でフラワー都市交流連絡協議会をつくるなど、花の街として全国に発信していることは大いに参考になったところであります。 12月2日には、第3回目の委員会を開き、6月と同様の協議事項について協議いたしました。理事者から都市計画道路高甫線外の変更について12月中に決定する旨の説明があり、委員から、 ・高甫線と菅平線との交差部に2軒の民家があり、道路に囲まれ大変であるので、十分配慮されたい。との要望が出されました。 また、
インター周辺の取り組み状況については、コンサルタントから調査報告について報告の後、JBCとしての第2次調査委託及び事業化に向けたワーキンググループに須坂市も参加をし、組織して個別の部会により専門的に研究検討するとの説明がありました。 次に、ふれあい健康センターについては、おおむね予定どおり進捗をしており、軽微な変更について図面による説明があり、愛称は全国から多数、愛称選定委員の公募には4人の応募者があるとのことであり、現在運営計画策定業務について委託中との説明がありました。委員から、 ・第三セクターの出資の全体計画はどのくらいか。との質疑には、施設管理運営検討委員会の提言では、市は70%から80%以上もつこととされ、自治法では市の施設を第三セクターに委託する場合は50%以上と規定されている。市は 3,000万円の範囲内で出資し、額はまだ確定はしてはいないとの答弁がありました。 次に、老人福祉センター及びコミュニティセンターについて、図面により説明を受けたところであります。 最後に、11月14日には上信越自動車道の小諸インター、更埴ジャンクションの間が開通したことは御承知のとおりであります。首都圏にますます近くなりました。この地の利を生かした南部地域の開発は須坂市発展のため欠くことのできないものであり、ジャパンブックセンターを初めとする
インター周辺の開発、健康福祉ランド整備事業及び都市計画道路高甫線等の推進は、大変重要な課題であります。関係各位の御理解と、そして理事者の一層の御努力をお願いし、
インター周辺・南部総合開発
特別委員会の御報告といたします。
○議長(
丸山孝一君) 次に、千曲川橋梁整備・北部総合開発特別委員長の報告を許します。-----山崎千曲川橋梁整備・北部総合開発特別委員長。 〔千曲川橋梁整備・北部総合開発特別委員長
山崎和雄君登壇〕
◎千曲川橋梁整備・北部総合開発特別委員長(
山崎和雄君) ただいま議題となっております千曲川橋梁整備・北部総合開発
特別委員会における昨年12月議会の
中間報告以降、本日までの経過について御報告を申し上げます。 まず、6月18日には、屋島橋、豊島団地及び日滝原産業団地の現地視察の後、委員会を開きました。県営日滝原産業団地、豊島団地、千曲大橋・屋島橋・村山橋の取り組み状況についてなど、北部地区の開発の進捗状況について、理事者から説明を受け、協議したところであります。 県営日滝原産業団地の取り組み状況についてでは、委員から、 ・企業への分譲のスケジュールや区画割はどのようになっているのか伺いたい。との質疑があり、平成9年6月の県議会以降です。また、10区画で最大28区画に分割できるように工事を進めているとの答弁があり、 ・日滝原産業団地に接する県道相之島高山線は、くだもの街道につながる重要な路線である。積極的な改良を要望すべきと考えるがどうか。との質疑には、十分予想される。建設部へも話し、建設事務所へ要望していきたいとの答弁がありました。 さらに、(仮称)千曲大橋についてでは、 ・長野市と結ぶ上でぜひ必要な橋である。研究委員会を精力的に開催し、ルート決定に向けて努力されたい。との意見が出されたところであります。 次に、8月27日から28日にかけて先進地視察を行い、山梨県甲府市では先端産業を生かした工業団地と地場産業育成と住工混在解消を目的とした工業団地について視察し、山梨県笛吹川フルーツ公園においては、約19.5ヘクタールの敷地に実体験のできる、見て、触れて、味わえる施設として巨大な温室ドームがあるフルーツミュージアムのほか、山梨市を中心とした第3セクターの施設、そして隣接地には県の果樹試験場が移転されるなど、約50ヘクタールの果樹王国、山梨のシンボルとして巨大なフルーツゾーンでありました。同じ果樹王国、須坂として大いに参考になったところであります。 さらに、11月28日には、本年2回目の委員会を開きました。委員会では、日滝原産業団地の取り組み状況及び周辺道路整備についてでは、理事者から平成9年3月31日造成工事完了予定であり、県では売り出し予定価格は坪当たり11万 8,000円より若干安くなればと言っており、揚水は1日当たり 2,100立方メートル、電力は特別高圧が可能。雨水排水は今年度完了し、水道工事は施設について着手し、導水管は梨木原から十二崖まで完了している。また、分譲については、10月末をもって県との確認作業を一たん締め切り、3社と最終的な確認を行っているとの説明があり、委員から、 ・企業誘致における市の対応について伺いたい。との質疑があり、企業誘致は県だけではなくて、市でも推進している。県内は市が、県外は県が行っていたが、今後県外へも出て推進していきたい。情報提供に御協力をお願いしたいとの答弁がありました。 次に、(仮称)千曲大橋についてでは、委員から、 ・屋島橋が開通し、村山橋は先が見えてきたが、渋滞は解消しない。千曲大橋をつくらなければ市全体の発展につながらない。強力に推し進めるべく努力をされたい。との意見が出されました。 なお、このほか、県営一般農道整備事業日滝地区、市道須坂駅旭ケ丘線、松川親水公園等について協議したところであります。 最後に、間近に迫った県営日滝原産業団地の完成、6万人都市を目指して着々と住宅が建設されつつある豊島団地、光ケ丘ニュータウンなど、北部地域はその容貌を大きく変えようとしており、ますます発展しようとしています。今後は、県営日滝原産業団地の企業誘致と千曲川橋梁の早期実現などが重要な課題となってきております。これら重要な課題に対して、関係各位の御理解、そして理事者の一層の御努力をお願いして、千曲川橋梁整備・北部総合開発
特別委員会の御報告といたします。
○議長(
丸山孝一君) 次に、行政改革推進特別委員長の報告を許します。-----山岸行政改革推進特別委員長。 〔行政改革推進特別委員長 山岸 武君登壇〕
◎行政改革推進特別委員長(山岸武君) ただいま議題となっております行政改革推進
特別委員会における
中間報告について、昨年12月以降、本日までの経過を御報告申し上げます。 まず、本年6月に委員会を開催し、行政改革大綱の取り組み経過及び結果、平成8年度実施予定事項、今後の取り組み予定についてを調査研究をしたところであります。 行政改革大綱の取り組み経過及び結果におきまして、主なるものを申し上げます。 2月に、行政改革推進本部会議において、須坂市行政改革大綱を決定、3月には須坂市行政手続法条例が公布され、4月1日からは見直しにより14項目にわたり実施に移されました。 まず、事務事業の見直しにあっては、「須坂市公文書公開条例の施行」、「臥竜山公会堂の維持管理及び運営に関する事項を公民館の事務分掌に移管」、「保育所管理業務の一部民間委託」、「
体育施設の窓口業務の体育協会へ委託」であります。 また、組織機構の見直しにおきましては、「住居表示実施のための組織体制強化」、「企画課の高速道交通対策係を廃止し、新たに振興係を設置」、「高齢者福祉課を福祉課に加えた」、「
農業集落排水事業を下水道課に移管し、下水道課に農業集落排水係を設置」等々8項目でありまして、このうち「保健予防課高齢者保健担当者を社会福祉協議会2階に配置し、他部門と有機的連携が図れるか」については検討中とのことでした。 公共施設の管理改善におきましては、「クラシック美術館及び笠鉾会館の管理運営を須坂市文化振興事業団に委託」、「須坂市コミュニティ消防センターの管理運営を地域住民で組織する消防センター管理会に委託」、この2項目を、また、平成8年度実施予定事項については、「公用車の集中管理の拡大」、「寝たきり老人等介護者慰労金支給事業の支給方法の改善」など、7項目を掲げ、大綱に沿った改革、改善を実施してきたとの理事者からの説明を受けた次第です。 本委員会としては、
委員各位の意見、要望等を踏まえ、行財政を取り巻く環境は極めて厳しいことに加え、行政改革の推進をなお一層要請したところであります。 次に、他市の状況の調査研究することから、本委員会では11月14日に栃木県今市市を訪問し、行政改革の具体的取り組み状況について、行政研修視察をいたしました。同市は、人口約6万 1,000人、平成8年度一般会計予算は当市とほぼ同額の 185億 4,500万円、職員数は 580人の規模の市であります。同市の行政改革の取り組みにおきましても、国の指針を踏まえ、市の実情に応じた大綱を今年2月に策定しておりました。この大綱の推進にかかわる実施計画といたしましては、平成7年度から平成11年度までの5カ年間を計画期間として、具体的な実施手順等を明らかにし、進行管理を行っていくものとしております。 具体的取り組みでは、当市に参考となると思われるものといたしましては、まず、事務事業の見直しでは、独居老人宅煙感知器の廃止、敬老祝金支給年齢の
引き上げ、水道料金の口座振替の推進、未登記整理事務を専門的能力を有する課に統合、ガソリンの切符制からカード制への移行、マラソン大会業務の専門業者委託、押印制度の減少など33件、また、職員の能力開発推進では、女性の職域拡大、異職種交流制度の推進など7件等々でありました。 特徴的なものとして、平成4年4月から勤労者に対して市民課窓口業務を金曜日に限り7時まで延長して、戸籍謄抄本の交付など、8項目を対象に行政サービスを実施しているとのことであります。 さらに、本委員会はこの12月2日に第2回目の委員会を開催し、理事者から6月以降の行政改革大綱の取り組み経過及び結果、新たな見直し事項、平成8年度中または平成9年度当初からの実施予定事項、具体的方策に掲げた事項であって検討中の事項、そして新たな見直し事項について説明を受け、委員会として調査研究を一層深めたところであります。 以上が、当委員会の調査、研究の概要でありますが、委員会においての
委員各位から出されました質疑、意見を踏まえ、須坂市行政改革大綱にのっとり、さらなる取り組みをいよいよ御期待申し上げるとともに、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムの確立を願い、行政改革推進
特別委員会の
中間報告といたします。
○議長(
丸山孝一君) 以上で、
特別委員会の
中間報告についてを終了いたします。
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○議長(
丸山孝一君) 以上で、本定例会に提案されました案件はすべて議了いたしました。 この際、永井市長から発言を求められておりますので、これを許します。-----永井市長。 〔市長
永井順裕君登壇〕
◎市長(
永井順裕君) 12月須坂市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は去る5日に開会以来、本日まで13日間にわたり条例、補正予算等、さらには追加提案をいたしました議案を含め29議案につきまして、終始御熱心に御審議を賜り、いずれも原案どおり議決をいただき、ここに閉会の運びとなりましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。 一般質問を初め、各委員会での審議の過程で、議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、十分その意を体し、厳しい行財政の中ではありますが、適正かつ効率的な執行に最善をつくし、須坂市の着実なる発展と市民の福祉の向上に努めてまいる所存でありますので、今後とも格別の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 いよいよ年の瀬も迫り、厳寒に向かう折から議員各位におかれましてはくれぐれも御自愛いただき、御家族ともどもすがすがしい新年を迎えられますよう御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。 ありがとうございました。
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○議長(
丸山孝一君) これをもちまして、平成8年12月須坂市議会定例会を閉会といたします。 長い間大変御苦労さまでした。 午後2時53分 閉会
---------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成8年12月17日 須坂市議会議長
丸山孝一 署名議員
北沢正啓 署名議員 植木新一...